卒業研究発表会(4年生は卒業の春に必ず舎友・舎生の前で4年間の研究発表を行う)

★毎年、三月最初の土曜日に、三州倶楽部(薩摩・大隅・日向出身社会人の倶楽部)会館で、
4年生が4年間の研究発表を行う。平成28年3月の研究発表会では、川島頌平君(早稲田
大学人間科学部)「琵琶湖から分る過去5万年の気候変動」、小園寛明君(明治大学理工学部)
「ストレスと生体分泌液アミラーゼの関連性について」、新原陽平君(明治大学農学部)「茄子
の国内における栽培状況」馬場園真吾君(一橋大学商学部)「研究開発投資が企業価値に与え
る影響」藤元祐輔君(東京農工大学電気電子科)「電力自由化と今後の展望」を発表した。

 

先輩たちが語り継ぐ至言名言(忘年会や追い出しコンパで、大先輩が舎生に語り継ぐ)

★「知識・見識・胆識」。知識:大学の授業は博士号を取る覚悟で学べ。見識:歴史・文学・宗教・
政治・経済など幅広い教養を修得しろ。胆識:堂々と自説を述べる胆力を養え。

★フランスの哲学者アランの言葉。「悲観は感情に属し、楽観は知性の基づく」。困難や逆境
に直面したら、状況を冷静に判断し必ず乗り越えられるとの楽観論に立ち打開策を講ずる。

★佐藤一斎「若くして学べば壮にして為すこと多く、壮にして学べば老いて衰えず、老いて
学べば死して朽ちず」。生涯学ぶことを怠るなとの教え。

個性的で意欲的な若者が、同じ屋根の下で同じ釜の飯を食し、日々意見を闘わし、耳を傾け、
お互いを磨き上げる。その逞しく蓄積されたエネルギーが、社会に出て20年30年、更に
長く、友情として、人生のバネとして増殖され「同学舎は私の東京の故郷」であり続ける。